1/144 モビルスーツゲイツ
1/144 モビルスーツゲイツ 使用
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まともに弄ってまともに完成させた作品ということでは、 記念すべき、このサイト初。

2〜3ヶ月くらいかかった気がします。

Kirarin's Hobbyで 行われたコンペに出場するために作ったものです。
その時の投票の結果、1位に選ばれて、なんとも思い出深いキットであります。

もともとはフル可動にするとかそんなわけの判らないことを口走っていましたが、 そんな芸当、自分にできるはずも無くあえなく断念。
だったらせめて固定ポーズをカッコよく決めよう、と、いやはや。
それでも十分難しかったっていう。

基本的には、ヒジやヒザを切り離して、100円アクリル板で動かない関節を新造。
フロントアーマーも再接着しています。
背中のバーニアの角度も変えました。

当初は胴体もひねったりしてもっとダイナミックなポーズを目指していたんですが、 バランスとかスキル不足とか睡眠不足とかが重なって、まあいいか、と。

体は妥協でできているってトコロでしょうか。

で、この文を書くために改めてキットを見てみると、 ゲイツそのものの出来はコレクションシリーズ中1、2を争うんではないかと思いますね。
デザインも、直線と曲線が複雑に構成しあう、すばらしいキットだと思います。
何が言いたいかって、要はですね、どんなにおいしい食材でも味付け次第で簡単に不味くなるよ、 ていう当たり前のことですけど。

冷静に見ても見なくても、何をしたいポーズか今一つ、いや、今四つも五つも伝わらないわけで。
一応、狙撃中とかそんな感じをイメージしてはいたんですが、妥協の産物は半端のカタマリ、 そんなマーフィーの法則を発見できたのが、このキットを作った意味だとしたら、 それはうーんですけど。

塗装、濃い緑の部分には百均スプレーのグリーン。
それ以外は全部筆塗りです。
ザク薄緑とかオレンジイエローとか使いました。
すみ入れはガンダムマーカー黒、はみ出しながら。

被写体がでっかいのと、やはり3次元であることと、明確な視点を意識した固定ポーズじゃないことで、 撮影は苦労しました。
機会があれば撮りなおしたいんですけど、機会があってもゲイツそのものがもう大破してしまって、 地震っておっかないなぁとかそういう話。


駄文御清読、ありがとうございました。
次回作も楽しみにして頂ければ光栄です。